カイテクホームが断熱性にこだわるワケ

断熱の効果

従来、住宅の断熱化は、省エネルギー性の向上を主な目的とするものでした。もちろん今もそうです。concept_2
高気密・高断熱化された家では、外気温の影響が少なく、結果として冷房や暖房を使用する時間が短くなり、その分のエネルギーを節約できます。
夏は涼しく、冬はあたたかな快適性にも優れています。

そして、もう一つ。
住宅の「高断熱化」は住む人の健康にとっても好影響であることが最近の研究で明らかになっています。

断熱は健康に良いのか?

古くから日本には「我慢」という文化があります。「我慢」はとても良い文化であると思います。
しかし、暑さや寒さは「我慢」することで克服できる・強くなるという間違った常識が定着しています。

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2002年以降に合計で約3万5千人を対象に行われた健康調査結果では、

気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節炎、アレルギー性鼻炎など15の諸症状について、引っ越し後の変化を尋ねたところ、大半の症状に明らかな改善が見られます。特に省エネ等級4以上など、より断熱性の高い住宅へ引っ越した人ほど改善率が高くなっています。

このような調査結果から、住宅の高断熱化は住む人の健康にもメリットがあるといえます。

温度もバリアフリー

家の中での温度差による健康被害はさらに深刻です。
早朝のトイレや、お風呂に入る時の急激な温度変化による血圧上昇や脈拍異常や、それらに起因する心筋梗塞や脳梗塞などの「ヒートショック」と呼ばれる症状があります。
平成24年度、交通事故で亡くなった方は4,411人、それに対し、「ヒートショック」により亡くなった方は年間17,000人だそうです。
その数約4倍。事故で亡くなる人よりはるかに多いのです。

その原因は、暖房を使用した暖かいリビングなどの居室、朝のあったかい布団の中からトイレや浴室などの寒い場所へ移動したときの温度差によるものです。

カイテクホームでは、家を丸ごと高断熱化することにより、こうした家の中での温度変化は少なくなり、ヒートショックの予防になります。

断熱は窓から

室内と室外の間で最も熱のやり取りが多い場所(熱が逃げやすい場所)は、窓なのです。つまり、極端に言うと窓が少なければ少ないほど家の断熱性は良くなります。

しかしながら、窓を無くすというのは現実的ではありませんね。concept2_mado
カイテクホームでは、窓の断熱性にこだわりLow-Eペアガラスで、内側が樹脂性のサッシを標準で採用。
遮熱・断熱性に優れており、ペアガラスや樹脂枠は結露しにくくカビの発生を抑えます。

 

カビが発生すると、同時にそれを餌とするダニも繁殖します。それらはシックハウスやアレルギー症状の原因と考えられており、この断熱窓サッシは健康住宅には必要不可欠です。

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