先日仕事の関係である事務所にお邪魔した際に懐かしいものを拝見しました。

ドラフターです。ドラフターとは製図をするための道具で一般的な事務机の大きさの板と自由に移動できる定規を組み合わせたもので、初めて使ったのは専門学校に入学した時でした。
当時(昭和後期)15,6万でした。今ならいいパソコンが買えますね!。建築関係の仕事において必需品であり必ず置いてあり,1人1台ある事務所も珍しくなかったと思います。しかしパソコンとCADソフトの普及で今ではほとんど使われていません。ちなみに今でも販売されていますが価格は当時とほとんど変わってないようです。
ドラフターで作図しているときは書いては消し,書いては消しの繰り返しでした。また一枚の紙に書く内容、レイアウトもあらかじめ決めておかなくてはなりませんでした。学生時代製図の先生が『製図は消しゴムで書くものだ』とも言われていました。
今では作図した図面のレイアウトの移動、拡大縮小、複写が容易にできますのであまり考えなくても作図できます。

今まで苦労していたことが簡単にできるようになることは大切なことも忘れているかもしれません。そのようなことの内容心がけていきたいと思います。