今回は、とっとりwebマップの使い方を限定的ではありますが書いてみようと思います。
集中的な豪雨により、土砂災害のニュースを目にしますが、どのように予見したらいいのか実際のところは曖昧だと思います。
昔の人の言い伝え?山を見て想像してみる?実際には難しいです。
そこで鳥取県が公開しているとっとりwebマップを見てみようと思います。
鳥取webマップへのアクセスはこちら↓
とっとりWebマップ | トップページ (wagmap.jp)
今回は、豪雨や地震による山崩れ、土砂災害の情報を見てみようと思いますので、まずトップページの「防災情報」をクリック
「同意する」をクリック
確認したい場所の市町村をクリック
地図のページが開きます。
左側には、それぞれの防災情報の項目が書いてあります。
知りたい情報にはチェックを入れ、不要な情報のチェックを外します。
まず、私が重点的に見る項目はここ。
「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン、イエローゾーン)」
この指定区域は、土砂災害の危険性が特に高いとみなされ、建物の建築や宅地造成などに法的に規制がかかり、
届け出や建物の補強、土留め擁壁の設置などが必要な場合があります。
その為、土地を購入される予定がある方は必ず確認しておいた方が良いです。
カイテクホームに土地探しや建築を相談していただければ、お調べしております。
その他、山地災害に関する情報や、土石流に関する情報にチェックを入れると、こんな感じ。
上の地図の地区では、十数年前の雨により実際に山崩れが起き負傷者がでています。
さらに注意が必要なのがこちら↓
このチェック部分は、webマップ上では危険区域等の表示がありませんが、数年前の豪雨により山の斜面が崩壊しています。
人的被害は無かったものの、母方の先祖さんのお墓が崩れて川に落ちてしまいました。
このように、webマップを目安にしつつも、自分の目で見て危険な場所を予めチェックしておく必要があると思います。
建築に関して、
上で紹介した土砂災害危険区域に関する規制のほか、鳥取県では県条例で「崖地条例」という条例があります。
一定の高低差のある土地の上部又は下部に存在する土地はそれぞれ規制対象となる可能性があり、
その条例に該当する場所であれば、webマップの危険区域等に該当しない場所であっても建築規制を受けます。
実は、崖地条例による規制対象物件はとても多いです。
カイテクホームでは、土地の建築規制に関しての調査やアドバイスも行っておりますので、心当たりがあればお気軽にご相談ください。