こんにちは、福本です。突然ですが『地耐力』って言葉をご存じでしょうか?
地耐力とは簡単に言えば『構造物を支える地盤の強さ』のことです。


当社、社長ブログの方に詳しい説明がされていますので興味がある方はそちらもどうぞ。

社長ブログ、何やら気になる見出しが躍っていますね。進撃の巨人・・・。
建築における地耐力の専門的な知識は社長に任せて、僕のほうは『地盤の強さと巨大生物』にスポットを当ててみようかと思います。面白そうなので。

早速、本題へ参りましょう。
ざっくり基礎知識として、ここ琴浦町赤碕の地耐力は(当然場所にもよりますが)およそ3t/㎡くらい。
1㎡あたり3トンまでの重みなら地盤が沈み込むことなく耐えられます。
一般的な木造二階建て住宅の1㎡あたりにかかる重さは積載荷重含めて1.5~2トンらしいので、問題なく家が建つということですね。
ちなみに体重65kg、足のサイズが27cmの人間の両足の裏にかかる重さは1.3t/㎡。片足で立ったなら倍の2.6t/㎡。単位面積あたりで比較した場合、家よりも人間が片足で立つほうが地面にかかる重さは大きいんですね。

とここまでが前置き。
社長は進撃の巨人で考察していたので、僕の方は初代ウルトラマンで計算してみましょう。
公式データは以下の通り。

体重3万5千トン。笑
仮に身長165cm、体重65㎏の人間を比重そのままに40mに巨大化した時の体重は860トンですから、さすがはウルトラマン。桁違い。笑

人間の足のサイズから算出してウルトラマンの足のサイズを長さ6.5mとすると、体重3万5千トンのウルトラマンの両足にかかる力は実に1223トン/㎡!片足ならば2446トン/㎡!
東京霞が関のビル群の基礎底面でも耐えられるのは27.8トン/㎡だそう。
これはウルトラマンとてもじゃないが立てない!走れない!戦えない!笑

長々と書き連ねましたが、お家を建てる際は建築予定地の地盤の強さは確認しましょうというお話でした。