こんにちは。福本です。

今年は(今年も?)秋が駆け足で過ぎ去ったようで、日に日に寒くなる毎日ですね。

みなさまのお宅でももう『こたつ』が出た頃でしょうか。

 

日本家屋は「夏は涼しく冬は寒い」とよく言われます。

これは、古来より高温多湿であった日本の気候において、夏場に効率よく風を取り込めることを重要視した構造、つまりは快適に過ごせる基準を夏としたことによります。

クーラーも扇風機もない時代、涼をとるには自然を頼るほかありません。極論、暖をとるには火を起こせばいいだけですから当時の人々の「冬より夏、暖より涼」という選択も頷けます。

そうした背景のもと構造上、冬の寒さには脆弱となった日本家屋では独自の暖房器具が数多く生まれました。中でも日本人が特に大好きで冬に欠かせないものこそが『こたつ』です。

調べたところによると一説では『こたつ』の起源は室町時代までさかのぼるそうです。500年以上前から現代に至るまでその姿を変えることなく日本の冬を温めてきたとはあっぱれです。

日本人の英知の結晶『こたつ』。これからも日本人の冬の心の拠り所としてその地位は決して揺るがないことでしょう。

 

もちろんカイテクホームでは『夏は涼しく冬は暖かい』お家をご提案いたします。

新築はもちろん、隙間風やお家の寒さにお悩みの方、些細なことでも構いません。ぜひご相談ください。