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2018.11.04

お役立ち情報

はじめに~家づくりのコンセプト~


日本の家に住む

 夏の夜、蒸し暑さに眠れないことはありませんか?

日本の夏は高温多湿。「気温」とは別に、人が感じる温度に「体感温度」というものがあります。これは湿度と密接に関係していて、同じ気温でも湿度が高いほど暑く感じられます。

 

人は、暑い時には汗をかいて体温を調節します。汗が蒸発するときに体の熱を奪うので体温が下がるのです。ところが、湿度が高いと汗は蒸発しにくく、そのため体温をなかなか下げられず、蒸し暑く感じるわけです。

 

日本の家は本来、この高温多湿の気候に合わせて造られてきました。

通気性がよく、木や紙、土で造られた家屋は夏でも涼しく暮らすことができたのです。

それらの素材は湿度が高いと湿気を吸い込み、逆に低いと湿気を吐き出します。そのため室内の湿度をある程度一定に保つ働きがあるのです。

 

木は「呼吸をする」といわれていますが、それは上記の作用を比喩的に表現したものなのです。また、調湿作用のある素材を使えば、シックハウスやアレルギー等の原因ともなる「カビ」や「ダニ」の繁殖を防ぐことができます。

 

 

住むほどに美しく


 天然の木材は手触りや足触りが良く、あたたかみのある素材です。その木目の美しさ、月日と共に艶やかに変化していく経年美化は工業製品では表現できない木独自の美しさです。

また、左官職人による自然素材の塗壁は、風合いにやさしさと落ち着きがあり、家の風格を醸(かも)し出します。

住めば住むほど美しく変化する家は、住む人の心も癒してくれるでしょう



VOCの発生の少ない安全な室内環境


 現代の住宅は安価で大量生産のできる工業製品でつくられています。

確かに、安く高性能な住宅を創るにはそういった製品の存在は必要です。

しかしながらその反面、それらの建材から揮発されるホルムアルデヒドをはじめとするVOC(揮発性有機化学物質)を原因とするシックハウス症候群も問題です。

現代の高性能住宅を100%天然素材でつくることは出来ませんが、適材適所に素材を厳選し、人に優しい家を創ることは可能です。

「家族みんなにやさしい健康住宅をお手頃価格で」をコンセプトに、弊社は自社コストの見直しや、全国ネットの共同購入を通し、本来高騰であった天然素材の健康住宅をお手頃価格でつくることができました。

 

 

強い家をつくる


 住む人の命にかかわる耐震性能。

カイテクホームでは、面材耐力壁と筋交い耐力壁のハイブリッド耐力壁工法と、強い水平構面を構成する剛床工法、その他適切な施工方法により、品確法上の「耐震等級3相当以上」の耐震性能を有します。

 

 

長持ちさせる工法


 降水量が多く、年間日照時間の少ない山陰地方では、家を湿気やシロアリから守ることが長持ちする家づくりの絶対条件です。

基礎パッキン工法、外壁通気工法により床下や壁体内の湿気を効率よく排出し、構造躯体を湿気やシロアリから守り、ずっと安心して住むことのできる家です。

 

長期優良住宅とは、耐震性、耐久性能(劣化対策)、省エネルギー性などに優れた家のことで、弊社ではその認定基準に沿って設計や仕様決めを行っています。

また、長期優良住宅に認定されると、税制優遇や助成金を受けることができます。

 


 

家づくりは職人の技


 どんなに良いコンセプトを持っていても、高価な素材を使っても、綿密な設計をしても、実際に家をつくり上げるのは現場の職人です。

職人の技術力なしでは、良い家造りは叶いません。

弊社は、技術と信頼のある地元の職人と協力して、一棟一棟心を込めてつくりあげています。

 

 

施工品質の管理


 家づくりで本当に大切な基礎や構造は、完成してからは確認することができません。

多くの職人の技の詰まった工事現場、その一つ一つの綿密な工程を直接確認し、品質管理を行っています。

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