こんにちは 野間田早苗です。

ひと昔、私の実家の庭にはポポの木があって、秋になると熟した実がぼとぼと落ち、よく食べていた記憶があります。

その木がいつの間にか切られ、果物としてお店に並ぶこともないので、私の頭の中からもポポという果物の存在が薄れ、消えかかっていました。

先日、知り合いのブルーベリー園の方から、「ポポができてて・・・ポポって知ってる?」と!!

懐かしさのあまり、「食べたい!欲しいです!」と催促!(^^)!連れて行ってもらいました。

ブルーベリー園の端っこに、そのポポの大きな木がありました!

「ポポは落ちてからでないと、食べれないから」と、ぼとぼとたくさん落ちている実をもらって帰りました。

ポポを食べるなんて、何年振り!!

大きさがわかるようにボールペンを置いてみました。大きいでしょ!

独特な匂いがまた記憶をよみがえらせてくれます。

ポポの原産は北米カナダ、北アメリカで、和名はアケビガキというそうです。確かに形はアケビに似ています。薄い皮を手で向いて、そのままいただきます。クリーム色の実で中にはビワの様な種が入っています。味はバナナの様なマンゴーの様な・・・ちょっとねっとりとしていて、とても甘くておいしいです。中にはこの独特の強い香りが苦手の方もいらっしゃるようですが。

どうして「幻のフルーツ」と言われるのかといいますと、ポポは熟してから痛むのがとても早く、皮もすぐに変色してしまうので見栄えの悪さの為、市場での流通が難しいからだそうです。

「木になるカスタードクリーム」とも言われているように、クリーミーでとても美味しいです!

ブルベリー園の知人のおかげで、ポポに何十年ぶりに出会うことができ、いただくことができました!

せっかくなので、種を植えて、幻のフルーツを自分で育ててみようと思います。

来年の春、うまく芽が出たらまたお知らせします!!お楽しみに!!