このあたりでは1月5日に神さん飾り(お供え物)を下す風習があります。というかありましたの方が現状に近いかもしれません。
おろす前には鳥追いをしていました。
鳥追いとは、すきこぎとしゃもじでまな板をたたきながら鳥追いの歌(呪文)を数回繰り返します。
「とうど(たいだ)の鳥が日本の土地にわたらぬ先に七草そろえてホーオイ ホイ」
小さい頃は楽しみにしていました。鳥追いが終わるとお供え物が食べられるので一生懸命やっていたのだと思います。
私の子供が小さいころまでやっていいました。
近年は袋入りの物をつるしますが以前はひも又は糸に通してつるしていました。
最近は益々繁盛の塩鱒が手に入らないのでここ数年はお供えしていません。
以前と比べ少し簡略化していますがこのような飾り(お供え)する家最近は少ないと思います。もしかして貴重な存在かも?・・・
上部の竹と縄
これは母親が我が家へ嫁いで来る前からの物です。
70年はゆうに超えていますもしかして100年もの?
あわせ同じような歴史のあるものを紹介します。
お神酒を入れる徳利
お持ちを備える木製のお皿
どちらも竹と同じような歴史があると思います。
これで正月気分も一新
明日から仕事モードで頑張ります。